11偏見や差別について
Q.精神障害で偏見や差別を感じたことはありますか
「まあ大学等では、『僕は障害があって』とかしゃべりますけど、普段の生活でそんなに言いふらして生きていないので、そういう状況に陥ったことはあまりないです。
でもまあ生きづらさという意味では……、よく言われるのは、床屋とかに行って、『仕事何やっているのですか』とか、そういうことを聞かれるのはやはり精神病を持っている人にはとても痛い言葉ですね。やはり答えづらいというか、いろいろ……、そういう場面があるじゃないですか。
『仕事してる』と言えればいいですけど、就労継続、就労のB型にいるとか、そういう福祉のサービスを受けているとかはちょっと言えないかもしれないです。そういう意味では、ちょっと難しい面ではそういう他の人とはあまり深い関係に、まあ、同じ当事者同士ならまあしゃべれるけど、他の人とはなかなか深い関係にはならない傾向もあるかもしれないです。避けたりするかもしれないです。」