統合失調症と向き合う

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平泉靖昭さん
平泉靖昭さん
(ひらいずみ やすあき)
1968年(昭和43年)生まれの49歳(収録時)。28歳の時に発症。働いていた会社から紹介されて精神科を受診する。入院の経験はない。職場復帰ならず退職。現在は就労継続支援B型事業所に週5日、通所している。
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8心に残る言葉
Q.医師や看護師などから言われて嬉しかったことや役立ったことは?

「そうですね、具合が悪い時ですね。先生に言ったら、『大丈夫ですよ、薬を増やせば治りますよ』。そう言われた時ですね、いちばん嬉しかったのは。いやほんとに、先生の言った通り治ったのですよ、具合悪いのが。そういう言葉ですね。

何て言いますかね……。結構、一般、ま、健常者は疲れている上に、更に疲れて、がくんと下がって、何て言って説明したら……、心が痛いというか。何か重苦しいというか。具合が悪くなるというのが適当な言葉なのですけど。具合が悪くなる。」

Q.家族から言われて嬉しかったこと、役立ったことは?

「ありますよ。やはりお袋ですね。親父よりも女性のほうが強いですからね。お袋の、『今にいいことがある』という言葉ですね。今にいいことがある。その言葉がいちばん嬉しかったですね。ほんといいことがありました。だんだん治ってきて、右肩上がりに良くなってきて……。」

Q.今後目指すのは?

「やはりテレビ出演ですかね(笑)。いっぱいお金がもらえそうだから。それを目指しているのですよ。無理だと承知でも、夢としてあるのですよ、ドリームとして。

いや、タレントでも何でもいいのですけど、テレビの中に出たいです。まあ夢ですけどね、あくまでも。ま、ラジオも言い続けてなったことだし、テレビも言い続ければ出られるかなと考えております。」

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