がんと向き合う

大腸がん 小腸がん 肺がん 膵臓がん 乳がん 子宮頸がん 卵巣がん 緩和ケア +plus イベント おしらせ
← index →
消化管のはたらき

私たちは食べ物を食べたり、水分を摂ったりして、それを消化、吸収することで生きています。その食べたり飲んだりしたものの通り道が消化管です。 消化管は口から咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肛門へとつながる長い1本の管(くだ)で、全長は9〜10mあります。

図1
クリックで拡大します
消化管の役割は、食べたものを分解つまり消化し、その栄養分を吸収し、残りかすを便として排泄することです。 口から入った食べ物は、口と胃で細かく砕かれ、攪拌(かくはん)され、小腸で消化液と混ぜ合わさって消化され、栄養分が小腸から吸収されます。大腸では、その残りかすとなった液状の物質(腸の内容物)から水分を吸収して固形にし、便を形成します。その便が直腸にくると、便意を感じて肛門から便が排出されます(上図)。

▲このページの一番上へもどる