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大腸がんとは

図4-1
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大腸がんとは大腸にできたがんのことで、大腸の最も内側の表面(便が通る側)にある粘膜の細胞から発生します。もともと正常な細胞がなんらかの原因でがん細胞に変化することをがん化と言います。このがん化した細胞がどんどん分裂して数が増え、何億個となって塊として目に見えるようになったものが、大腸がんとして診断されるわけです(右図)。がんがさらに大きくなって、大腸の壁に深く食い込んでいくことを浸潤と言います。

図4-1
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大腸がんがさらに進行していくと、大腸の壁を突き破ってお腹の中に散らばるようになります。それを播種(はしゅ)と言います(右図)。また大腸の壁の中にあるリンパ管や血管を通じて、全身に広がることがあります。それをリンパ行性転移血行性転移と言います。リンパ行性転移や血行性転移を通して、体の色々なところに飛び火、つまり転移します。そして、それらの転移したがん細胞は、体の栄養分を吸い取ってさらに大きくなります。

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