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大腸の構造

図2-1
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図2-2
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図2-3
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大腸は全長1.5〜2mの長い管状(くだじょう)の臓器です。お腹の中の最も外側を右下腹部から時計回りにぐるりと走向しています。断面は完全ではありませんが丸い形をしており、数センチごとにひだがあり、洗濯機のホースのように蛇腹(じゃばら)状になっています(右図)。

大腸は大きく分けて、結腸直腸S状部直腸の3つに分けられます。結腸はさらに盲腸上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸に分けられます(右図)。大腸の長さや走向の形は、人の顔がそれぞれ違うように、人によって異なっています。

大腸の壁は、内側から順に粘膜粘膜下層固有筋層漿膜下層漿膜の5つの層に分かれています(右図)。この5つの層が合わさって壁を作り、それが管状(くだじょう)になっています。大腸の中は一面粘膜に覆われていて、口の中と同じようにピンク色でつるつるしています。

Q.大腸がんはどこにできるのですか?

大腸がんとは、その名のとおり大腸にできたがんのことです。がんは、大腸の粘膜から発生します。そしてがんができた場所によって、結腸がんか直腸がんに分けられます。

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