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+ ストーマと向き合う
林 敏孝さん
(はやし・としたか)
2005年よりストーマ(人工膀胱)保有、膀胱腫瘍体験者。ストーマ造設の経緯はこちら »。溝口さんは同じ患者会の仲間。
林 敏孝さん
溝口隆馬さん
(みぞぐち・りゅうま)
1998年よりストーマ(人工肛門)保有、直腸がん体験者。ストーマ造設の経緯はこちら »。林さんは同じ患者会の仲間。
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1ストーマケアの秘訣
Q.ストーマの装具交換に慣れるための秘訣はありますか?

溝口「(ストーマの装具交換は)回数をこなさないと、自分の感覚というのはわからないです。病院だと確かに看護師さんが装具を貼りつけてくれますが、家に帰ってからがたいへんです。

ですから(練習用の)ダミーの装具を病院にも提供してほしいし、装具メーカーの方にも提供していただいて、自由に訓練ができるものを病院側にも置いてもらわないと、あとのケアが本人はたいへんになってくると思います。」

「勉強しないとだめです。患者さんは病院に頼るばかりではないと思うのですね。
メッセージとしては、『あらゆるところのあらゆる人を参考にして、自分に合ったストーマを作って、自分のケアをする』。それがいちばんだし、たったそれだけなのです。でも皆さん病院から言われたとおり、まじめにやって失敗されているのです。

やはりいろんな装具を試してみるという方法しかないと思います。皮膚のかぶれというのも、皮膚保護剤がそれぞれ違うし、自分に合った皮膚保護剤がどれなのかを見つけるのもひとつの勉強であるし。やはり自分のものにするというのは、早い人でも半年、かかる人は1〜2年はかかると思います。あとは、その人のストーマに対する気持ちだと思います。」