統合失調症と向き合う

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吉原秀一さん
吉原秀一さん
(よしはら・ひでいち)
1944年生まれ。2歳年下の実妹が昭和41年(1966年)に発症、統合失調症と診断。初めての入院から現在まで病院生活を送っており、いずれは妹を地域で暮らせるようにしたいと思っている。地域の家族会やNPO法人の作業所「ほっとハウスやすらぎ」の運営に携わっており、また福島県精神障がい者家族相談員としても活動中。現在、実弟と2人暮らし。
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7作業所について

「(利用者で)登録しているのが、現在は50人超えるんじゃないかな。で、常備20何人かが来ていますね。

スタッフは、今、パートも合わせて何人だろう。8人か9人ぐらいいるのかなぁ。今年入った(スタッフ)で精神保健福祉士の資格を持っているのが一人います。ただ、実際ね、スタッフとして活動するには、資格はいらない。経験です。私はそう思っていますよ。うち(のスタッフは)、特別な資格を持っているわけじゃないけどもすごい。資格、もちろんあればこしたことがないけども、資格よりも経験ですよ。2年くらいやればもうみんなベテランになりますよ。」

●小学校との交流

「まずは、(作業所の)売りとして、市内の小学校との交流事業を10年以上続けています。と言うのは、作業所ができたばかりのときに今の施設長が学校事務の職員だったんですね。その関係で学校とのつながりがあって、で、お世話になった校長先生がたまたまそこの学校の校長先生で、その関係で。

で、これは全国的にも珍しいけども、1コマをもらって小学校との交流をずっとやっています。ファミリークラブというクラブ活動がそこ(小学校)にありましてね、そのファミリークラブとの交流をずっとやっています。あと学校のいろいろな行事、田植え、稲刈りとかそういうものにも参加させていただいているし、小学校でつくった作物を私どものほうで売らせていただく、そのような活動をしていますね。」

●喫茶コーナー、自主製品づくり

「去年(2009年)の11月30日に病院が新しい精神科の医療センターをオープンしたときに、そこの待合室の一部に喫茶コーナーを出させていただいています。売店もやっていて、売店は古い旧病棟のときから応援させていただいているんですけども、喫茶コーナーを新たにオープンすることができて、そこにはメンバーがいて、接客とかを行っております。

(また)お菓子の箱つくり、自主製品を若干つくっています。例えばエコバックとかそういうものは、道の駅とか農協の売店とかに一部置かせていただております。」

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