「入院回数は2回です。両方ともひと月ぐらいずつの入院でした。閉鎖病棟です。2日間は、保護室みたいな中に入っていました。(その後)一般病棟というか、閉鎖病棟だけれど大部屋に移りました。」
「(1日の)時間が長かったですね。寝ているしかないんです。
薬は投与されているのですが、その時は何を服用しているのかは、もう自分では分からないですね。(看護師が)持ってきた薬を飲んでいるという形です。
私は、初めて保護室に入ったので、自分がこの先どうなるかということの説明が先生からなかったので、いつ先生に診察していただけるのかも分からなかったので、ひたすら、先生に会えるかということを強く看護師さんに尋ねていたような気がします。
(その間)たまたま先生がお休みだったこともあって、すぐに来られなかったということもあって…、保護室にだいたい2日間ぐらい、そのままいました。
保護室を出る前に先生と面会して、入院する時よりも少し症状が良くなっていることと周りの状況が分かると判断されて、保護室を出てもいいですよという許可がもらえるようになりました。」
「私は、正直好きではなかったですね。だから、今までにも、最初の入院の時もやっぱり閉鎖病棟の大部屋にいたんですけど、自分もなじめなかったですし、周りから奇声が上がったり、やっぱり日常とはちょっと違う、普通の病院とは違うということが分かったので…。
私は、今までに2度入院しているんですけど、その間にも、やっぱり先生のほうから入院を勧められることも多々あったのですが、私のほうが、『もう入院したくない。他のことならどんなことでもしますので、入院だけは避けてほしい』と、何回かお願いしたことがあります。
私の最初の入院の時は、女性の病棟だったんですけど、2度目に入院した時には男女一緒の病棟でした。閉鎖ですけど、男女別という所もあるし、男女混合というところもあります。混合のほうが比較的病状が落ち着いている患者さんが入るとの説明は受けています。(混合は)部屋自体は、男性と女性が分かれているのですが、食堂などで会うことがあります。」