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「まず症状として出たのは、眠れなくなることですかね。きっかけとしては高校の時につき合っていた女性がいて、その女性を振ってしまって、その子が学校を辞めてしまって……。なんて言うのかな、トラウマですよね、女性に対する、『傷つけてしまった』というものを背負いながらの青春時代というか……。で、受診しました。」

「内科です。いや、知識がないので……。内科では、特に、なんて言うのですかね、『保健所で相談してみてください』と言われて。で、保健所でいろんな相談に乗ってもらいました。

それで、当時は心療内科とかそういう所がなく、単科の精神病院しかなかったのですけども、精神病院に行く、通院するのに抵抗があったので、そのまま放置していました。（放置は）うーん、3年ぐらいですね。

やはり、眠れない日々が続きますよね。その当時バイクを乗り回していたので、夜バイクでバーっと走ったり……、日中は学校に行って。でなんか……ん、学校では、あまり良い生徒ではなかったのではないかなと思うのですけど。女性を振るまでは、普通に、優等生でいたのですけど、やはりその思春期の時に女性を振ったことによってその女の子が学校を辞めたっていうことで、それからちょっとドロップアウトしたというか……。」

「陸上自衛隊に入隊しました。やはり、『四夜五日』と言いまして、4日間寝ずに、過酷な、精神的に、メンタル的に、ま、もともと高校時代の時のトラウマがあって、弱かったメンタル部分がまたそれでだんだんおかしくなってきて……。やはり、いわゆる幻聴と被害妄想ですね。

駐屯地の中の医務室で休みがちになって、上官が、『ちょっとおかしいんじゃないか』ということで（陸上）自衛隊中央病院に連れて行かれて、そこで精神科に入院となりました。（入院は）10日間ぐらいですよね。

自衛隊に残るか、円満退官（職）するかということで、自衛隊に残る気もあったのですけど、やはり精神的にちょっと弱っていたので、（陸上）自衛隊中央病院から紹介してもらって今の病院に移って、通院と（いうことになりました）。

（入隊〜入院まで）2年ぐらいは頑張ったというよりも、公務員なので、有給とか使えたので。9時〜5時ぴったしで終わりですからね、自衛隊も。」