7周りの人との関係について
Q.結婚されて何年になり、生活をする上で留意していることは?
「(結婚したのは)約1年4〜5か月ぐらい前ですよね。
障害があるから何かしなければいけないという問題ではなくて、夫婦として、お互いに話し合ったり、譲り合うところは譲りあったり、ごく普通の夫婦と同じですね。障害があるとかないとかの問題ではないですよね。」
Q.主治医の対応で良かったと思われることがあれば教えてください
「だまって相手の話を聞く。精神科医というのは、人の話を聞かない医者が多いですよね。基本的に、『今日は、今週は眠れた?薬はよく飲んで…』、もう3分間診療とよく言われますよね。私の主治医は、延々30分・40分話を聞いてくれたので。バーっと先生に自分の溜まっているものを全部先生に出して、それを先生は黙って聞いてくれて。それがなんか、心地良かったというか。
そうですね、早期からインフォームド・コンセント、シェアド・ディシジョン・メイキング(共同意思決定;SDM)、患者本位の治療、そういうことができている先生でしたね。」
シェアド・ディシジョン・メイキング(共同意思決定SDM):当事者と医療スタッフが情報を共有し、利用者の好みや価値観、治療の責任について共に話合い、今後どうするかについて合意していくプロセスのこと。
Q.同じ病の方とのコミュニケーションで留意していることは?
「やはり、あんまり前面に私は出さないで、なるべくみんなで話し合って決めようねという(こと)。なんでも。
あと、そうですね、体調が悪い時はゆっくり休んでね、無理しないでね。お互いに障害というのか、病気というのかがあるので。」