「14年前に、グループホームで当事者として働いていた経験を生かして、ピアスタッフに返り咲きたいですね。やはりグループホームで。今だったらいろんな仲間がいるので、できそうですね。通いです。計画はしています。
やはり退院促進事業があって、地域定着支援があって、その要としてはグループホームになるので、やはりそこで何かしら、自分の経験とノウハウを生かして、また返り咲きたいというか。
(それから)やはりちゃんと結婚しているので、生活保護から脱却して、やっていきたい。」
「今の仲間達と一緒にやればできると思います。というか、前のグループホームで働いていたその上司に、『山﨑君、NPO法人立ち上げて、自分達でグループホーム作っちゃいなよ』と言われましたね。『NPO法人の立ち上げ方』という本を読んでいるので、(自分達で)運営したいですよね。
私の経験上、当事者がグループホームを運営したほうが、救急車の呼ぶ回数が減るのですよ。経験上、その15年前の。それはやはり、(スタッフが)健常者だと、つい当事者が甘えてしまう。同じ当事者同士だと対等で平等だから、相互作用というのがあるのではないですかね。」
「ダメージモデルではなくて、その人のいいとこ探し。作業所の職員さんの話を聞いていると、『あなたのそこがダメなのよ』とか、『そういうところを治さなきゃいけないのよ』とか言うけど、そうではなくて、作業所の元支援者として言いたいのは、『あなたのそこがいいところだよね』というふうにその人の人生を肯定的に見てあげることが必要ではないかなと。
あれもダメこれもダメ、みんなダメとなると……、やはり、ダメージモデルは良くないですよね。だから今のピアスタッフの人も、そう勉強していると思いますけどね。」
「どんどん広がっていくでしょうね。(精神障害者)全員がピアスタッフになる必要性はないけども、そういうところで仕事をしてみたいというのであれば、ピアスタッフの強み、ストレングスとかがあるわけだから、やはりそういう強みを生かした仕事につけばいいのではないかな。」