統合失調症と向き合う

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山﨑勝弘さん
山﨑 勝弘さん
(やまざき かつひろ)
40代(収録時)。高校生2年生の時に女性関係で不眠となり、内科を受診する。高校卒業後、自衛隊に入隊するが、症状が悪化し、精神科を受診。自分の病気が統合失調症と分かったのは22歳の時。その後、自衛隊を退職していろいろな職業に就くが長く続かず、現在は障害者の権利を守る活動に参画したり、東京都の精神保健福祉士の初任者研修で講師をしたり、研究施設で研究の手伝いなどをしている。同じ病を持つ妻と二人暮らし。結婚を機に生活保護からの脱却を目指している。
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9今後の展望・希望
Q.今後の展望、希望があれば教えてください

「14年前に、グループホームで当事者として働いていた経験を生かして、ピアスタッフに返り咲きたいですね。やはりグループホームで。今だったらいろんな仲間がいるので、できそうですね。通いです。計画はしています。

やはり退院促進事業があって、地域定着支援があって、その要としてはグループホームになるので、やはりそこで何かしら、自分の経験とノウハウを生かして、また返り咲きたいというか。

(それから)やはりちゃんと結婚しているので、生活保護から脱却して、やっていきたい。」

Q.グループホームのスタッフになる目途はたちそうですか

「今の仲間達と一緒にやればできると思います。というか、前のグループホームで働いていたその上司に、『山﨑君、NPO法人立ち上げて、自分達でグループホーム作っちゃいなよ』と言われましたね。『NPO法人の立ち上げ方』という本を読んでいるので、(自分達で)運営したいですよね。

私の経験上、当事者がグループホームを運営したほうが、救急車の呼ぶ回数が減るのですよ。経験上、その15年前の。それはやはり、(スタッフが)健常者だと、つい当事者が甘えてしまう。同じ当事者同士だと対等で平等だから、相互作用というのがあるのではないですかね。」

Q.ピアスタッフとして留意したいことは?

「ダメージモデルではなくて、その人のいいとこ探し。作業所の職員さんの話を聞いていると、『あなたのそこがダメなのよ』とか、『そういうところを治さなきゃいけないのよ』とか言うけど、そうではなくて、作業所の元支援者として言いたいのは、『あなたのそこがいいところだよね』というふうにその人の人生を肯定的に見てあげることが必要ではないかなと。

あれもダメこれもダメ、みんなダメとなると……、やはり、ダメージモデルは良くないですよね。だから今のピアスタッフの人も、そう勉強していると思いますけどね。」

Q.今後、ピアスタッフが活躍する場が広がると思いますか

「どんどん広がっていくでしょうね。(精神障害者)全員がピアスタッフになる必要性はないけども、そういうところで仕事をしてみたいというのであれば、ピアスタッフの強み、ストレングスとかがあるわけだから、やはりそういう強みを生かした仕事につけばいいのではないかな。」

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