「種類は、ジプレキサとセロクエルとデパケンＲを飲んでいます。デパケンＲを飲み始めてからだいぶ感情の波は落ち着いたかなということがあって。

（以前は）ジプレキサが、副作用が強くてすごく眠くなったりすごくお腹がすいたり、結構手が固まってしまったりとか大変だったのですけど、ジプレキサを減らしてセロクエルに少し変えたら、それがだいぶ和らいだので、今の薬でいいのではないかとお医者さんも言っています。

最初に飲んでいたのは、睡眠薬を本当にすごく飲んでいたので、何錠も飲んでいたのが、今は睡眠薬を飲んでいないのです。あと学校に行きだしてから、最初学校に通い始めた頃はジプレキサが最大量だったのですけど、今はもう半分ぐらいに減っているので、まあ学校も（良い影響が）あるかなあと思います。」

ジプレキサ（オランザピン）：非定型抗精神病薬
セロクエル（フマル酸クエチアピン）：非定型抗精神病薬
デパケンＲ（バルプロ酸ナトリウム）：気分安定薬、抗てんかん薬

「副作用を逆手に取るじゃないですけど、ジプレキサがすごく眠くなるので、睡眠薬がなくても寝られているということがあって。副作用がある時は本当に大変で、やはりお腹がすいてしまうのがすごく大変でした。本当にお腹がすいてしまうので、頑張って頑張って我慢していたのが、今は学校が忙しくて、『あれ？夜も朝も昼も食べてない』みたいに、課題をやっていると時間を忘れてしまったりして。でもやはり薬が減ったというのも、すごく良かったなと思います。」