統合失調症と向き合う

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鈴木里奈さん
鈴木里奈さん
(すずき りな)
1990年生まれの26歳(収録当時)。中学3年生で眠れなくなり、高校1年生の時に嫌われている、悪口を言われているなどの症状が出た。校医のクリニックを受診。その後、総合病院の精神科を受診し、現在も通院中。3回の入院体験があり、退院後、グループホームで暮らし、現在は一人暮らしをしている。ファッション系の専門学校で勉強中。
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7差別や偏見について
Q.病気や障害のことで差別や偏見を感じたことはありますか

「今の学校では一度もないですね。やはり自分で学校を選んで、3年間いろんな学校を回って、3年かけて見つけた学校だったので、すごく自分の中で納得していて。この学校はすごく入りたいなと思って入ったので、入ったあともすごく楽しく通えています。

あともうひとつは、友達がすごく受け入れの幅が広くて。自分はWS、ワークスチューデントのクラスに通っているので、みなさん仕事とかをされていて、いろんな人を見ているので、『そのままでいいんじゃない?』みたいな感じで言ってくれるので。みんなに『ダメだよー』とか言われることもあるのですけど、普通に、病気だからダメというわけではなくて、本当に普通の友達としてダメだよと言ってくれるので、すごくありがたいです。

(私の病気が)統合失調症ということはあんまり分かっていないと思うのですけど、まあ、精神科に通っているということはみんな知っていて。みんなあまり病気の名前とかに興味がなくて、別にサラッと流して、『ま、里奈ちゃんは里奈ちゃんだから』みたいな感じなので、すごく居心地がいいです。」

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