「あまり憶えていないのですが、たしか保健所のワーカーさんが教えてくださったのだろうと思いますね。
最初の作業所は、割とすぐ友人もできて、7〜8年行ったので、割と順調だったのですけど、そのあと、ちょっといろいろあって作業所を転々としました。その時はやはり被害妄想もありますし、ちょっと人間関係も、当事者同士といえども何か怖さもあったので、なかなかなじめなかったのですね。ようやく今の作業所で少し落ち着いてきた感じがします。」
「37〜38(歳)だったと思います。(最後の退院から)4〜5年は経っていたと思うのですけどね。まあ、4人家族だったのですけど。親ともきょうだいとも、うまくいっていなかったのですごくイライラして、お互いにすごくイライラしていて。『ああ、このままでは良くないなあ』と思ったり……、まあ、『出ていけ』と言われたこともあるので、まあ冗談でしょうけど。そういったこともあったので、出ていこうかなと……。ただまったくの一人暮らしは自信がなかったので、たまたま作業所で、グループホームの募集を見て、それで応募しました。
(以前は)事務所と相部屋のグループホームだったので、結構他の入居者の方が相談とか、ちょっと遊びに来たり、事務所に来たりしていたので、私(にとって)はちょっとうるさかったのですね。その時はうつ状態も出ていたので、もうちょっと一人でゆっくりしたいということがありまして、(現在のグループホームに)移りました。それはまた別の法人ですね。作業所で募集していたのを見つけて入った感じですね。
そうですね、グループホームは、やはりパラダイスではなくて、人間関係、入居者さんとか職員さんとの(関係も)ありますし。あとやはり一人で病気と向き合っていかなければいけない時間もどうしてもありますから、やはりそんなにパラダイスではないということもお伝えしたいと思いました。」
「最後の病院でした。そこは長いですね。15年ぐらいは行っていると思います。
そうですね、最初は先生が、いろいろな先生になっていて、私も合わないなあと思ったり、先生が独立してしまったりして。で、今の先生は、私が入院している時に、『あ、この先生なら』と思って、自分から主治医になってくださいとお願いした先生だったので、やはり信頼関係はありますね。」