「入院中に、一部の看護師さんから、子ども扱いをされているなぁとは思いました。(私は30歳代)なのですけど、対応がちょっと子ども扱いなのかなと思ったりしたこともあります。(その気持ちを)やはり言えないですね。大事にはされたいですけども、子ども扱いとは違うと思いますね。
やはり自分を尊重してくれた時に、『ああ良かったな』と思いますね。お薬のこととかも、先生が私の意思も聞いてくださるので、それは尊重してくれているなあと思います。言葉尻とか姿勢とかで分かりますね。」
「そうですねえ、あまり動いてくれる家族ではないので、逆にそれが自分から動くことを養ってくれたと思いたいです。」
「やはり自分以外の病気の方がどう暮らしているのかというのが、すごく分かるので、そういう面ではすごくありがたいと思っています。いろいろな方がいると思います。そうですね、『朝起きられないよねえ』とか『薬、どんなのを飲んでいるの?』とか、そういったことが勉強になります。」
「そうですね、(友人は)そんなに数はいないけれども、います。例えば、ランチを食べたり……。発散できる部分もあるし、満員電車に乗るのがすごく苦手なのでそういう疲れとか人混みの疲れとかがあります。」
「あります。ご近所さんの態度が、まあ、本当か分からないですけど、『ちょっと違うかなあ』と思った時はあります。実家にいる時もありましたし、今住んでいるホームでもあります。うーん……『やっぱり病気の人なんだな』と見られているのかなと……。」
「やはり、そうですね、ありのままの自分を見てもらうしかないのかなと思っています。
ただ生きているだけで、振る舞いとかで解ってもらえる部分もあるし。逆に、積極的に、『自分はこうなんですよ』というような体験を話すことで、今みたいな体験を話すことで、少し理解していただけるのかなぁとは思います。
ただねえ、あまりいいことばかりでもないので……、難しいですね。常に気は張っていますね。だからゴミを出すだけでも、もう緊張しまくっていますので。」