「WRAP(Wellness Recovery Action Plan:元気回復行動プラン)のファシリテーターの資格というか、ファシリテーターを取りたいなあとは思っているのですけど、なかなか……。WRAPの講習会というか勉強会には出たことがあるので……。あと自分で考えたりしています。一つの方法ではあると思います。
そうですね、自分のWRAPを作ったりしています。とにかく書くことが好きなので、作業が好きなのです。得意ではなかったですけど、学校の授業を受けて自分で分かりやすく、自分用の教科書を作ったりはしていました。」
WRAP(Wellness Recovery Action Plan:元気回復行動プラン):メアリーエレン・コープランドさんらアメリカの当事者の力で育てられてきている「自分が毎日元気でいるための工夫」を自らプランとしてまとめたもの。トレーニングを受けたファシリテーター(進行役)がプログラムを実践し、参加した当事者が自分のプランを作り上げていく。
「そうですね、やはり仕事、就労についてとか、地域で一人暮らし、グループホーム以外で独り立ちして一人暮らしをしている方の情報というか体験談は知りたいです。今は、たぶんというか絶対無理なのですけど、仕事はしたいと思っています。」
「福祉制度はもうちょっと簡単だといいなあと思っています。書類とか手続きとかが、もうちょっと簡潔だといいなあと思っています。やはり量とか内容も莫大だったりするので、それだけで、ただでさえ疲れているのに、それでよけい疲れてしまうということは、ちょっと、うーんと思っています。
基本は自分ですね。自分で書いて、あとどうしてもこれはというものは、一緒に書いていただいたりしています、グループホームの職員さんと。」
「そうですねえ、難しいところなのですけれども、やはり情報をいろいろ与えてくださったり。あと、なんて言うのかなあ、自分(当事者)の意思を尊重してくださるとか、そういった感じですかね。あと(住まいから)近いとやはりいいですね。今は遠いのですけど、実家からはすごく近いです。」
「3回あります。一番初めは、やはり30(歳)前後だと思いますね。最初は、1か月半とかだったと思うのですけど。最初は、ちょっと恥ずかしいのですけど、薬をいっぱい飲んでしまって、それで母もどうしようもなくなって病院のほうに連絡して、意識がないうちに入院していましたね。(退院時の状況は)まあ、安定したという感じではなかったのですけど。
2回目もまた、しばらく経ってからして。それ(入院期間)は1か月ぐらいだったと思うのですけど。ちょっと記憶があいまいなのですけど、やはり30代だったと思います。
3回目も、2〜3週間だったと思いますけど、でも自分では長いなあと思っていました。『やることがないし』みたいな。結構その1、2、3回の入院した期間は、間が空いていなかったと思うのですけど。」
「薬物治療とOT・作業療法とかをやっていました。(3回の入院時ともに)記憶があいまいなのですけど、やっていたと思います。」
「まず、最初の入院は、自分の意思では特になかったので、よけいに、それに最初は保護室かなんかだったので、もう出してくれ出してくれとか言って、荒れていましたね。保護室からはすぐ出ていたのですけど。3回とも閉鎖(病棟)でした。
(退院は)症状があったので、『なんで?』と思った部分と、あとはもう飽き飽きしていたので、(病院から)出たいという部分とどちらもありました。(退院後は)そうですねえ、まあ、落ち着いてきて、作業所に行ったり……。」