統合失調症と向き合う

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笠原 健さん
笠原 健さん
(かさはら けん)
1977年(昭和52年)生まれの38歳(収録時)。26歳、精神科病院で作業療法士として働いていた時に症状が出現。その後、病院を退職し、現在は、入院している患者さんの退院準備プログラムの手伝いや精神疾患の啓発などピアサポーター活動を行い、アーティストとして絵や詩も書いている。
「詩人artistけんぼーの世界」はこちらからご覧ください→https://kenbo1219.jimdo.com/
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1現在の普段の生活について
Q.普段はどのように過ごしていらっしゃいますか

「普段は、事業所から病院に出向いて、退院のお手伝いというかピアサポーターと言われる活動を主にしていて、時々、啓発活動というか精神疾患の理解啓発の講演をやっているという感じですね。

1か月前に、一応『この日はちょっと予定はダメです』ということは伝えておいて、だんだんだんだん仕事が入っていって予定が埋まっていくという感じで、病院で行われている退院準備プログラム的なものが固定的に依頼されている病院があって。そこで、僕だけではなくて、何人かのピアサポーターと回しながら病院の中の退院準備プログラムに一緒に入って、患者さんと触れ合いながら、という日もあるのですけど。

今は一人で住んでいますね。家族は、お兄ちゃんが結婚して離れて住んでいるのとお母さんが一人で住んでいる。30(歳)から(一人暮らしをして)6、7年にはなっているとは思うのですけどね。」

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