統合失調症と向き合う

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さんぽ道さん
さんぽ道さん
(仮名希望)
1981年(昭和56年)生まれの35歳(収録時)。小学生の時に不登校となり、中学生時に体調を崩し精神科を受診する。高校、大学を卒業し、アルバイトをするが長続きせず、現在は地域活動支援センターや就労移行支援事業所に通っている。
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4入院・転院
Q.入院や転院の経験は?

「入院はありません。(通院先は)2回変わっていまして、27歳の時に、転院、一度変わりました。

なかなか症状が改善しないということがありまして、ちょっと環境を変えてみたいということもあったので、大学時代の学生相談室の先生が話されたクリニックでもあったのですけども、そこに一度行ってみようかなと思って、通院しました。クリニックです。(通院期間は)3年3か月です。

(次は)そこが現在の病院になるのですけれども……、隣の市です。病院ですね。精神科と物忘れ外来の2つの科がある、入院施設もある病院です。

転院する直前に地域活動支援センターに通い始めたのですが、その地域活動支援センターとつながっていまして、地域活動支援センターから(その)病院に行く人、通院されている方もみえますよと地域活動支援センターの職員さんがおっしゃっていまして。地理的にも、現在通っている病院のほうが近いということもありまして、転院しようと決めました。

(症状は)一進一退という感じです。(薬は)変わりました。副作用の便秘がけっこうあったりするので、その通じを良くするお薬を処方してもらったり、寝る前の眠剤を処方してもらったりということがありました。多い時で6種類でした、1日、全部で。」

地域活動支援センター:地域で生活していくうえで生じる問題、相談などに対応する機関。他の機関とも連携しており、社会資源(福祉サービス)の紹介や住宅、職業、生活支援サービスなどの情報が得られる。障害者自立支援法に基づき2006年10月から制度化された。
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