統合失調症と向き合う

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さんぽ道さん
さんぽ道さん
(仮名希望)
1981年(昭和56年)生まれの35歳(収録時)。小学生の時に不登校となり、中学生時に体調を崩し精神科を受診する。高校、大学を卒業し、アルバイトをするが長続きせず、現在は地域活動支援センターや就労移行支援事業所に通っている。
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14メッセージ
Q.同じ病の方へメッセージをお願いします

「私自身は、生きることに対しての執着がものすごく強いので、生きることをあきらめないでほしいということです。また、地域活動支援センターの施設長の方がおっしゃった言葉で、『できていることに目を向けてほしい』ということを私自身におっしゃったのですが、どんなに小さいことでもできていることに目を向けることで、前を向いて生きていくことができるのではないかなあと思っています。

ちょっと悩みがある時や壁にぶつかった時は、そのできていることに目を向けることと、やはり生きるということに対しての、いい意味での執着を持って生きてほしいなあと思います。」

Q.ご家族に対してメッセージをお願いします

「共に悩んで、共に苦しんで、共に喜びや楽しみを見つけるということかなと私自身は思います。やはりわずらわしいというところはあると思いますけれども、『気にかけてくれているなぁ』という視点で見れば、とても幸せなことだとも思います。

(親への反発は)やはり何回かはありました。友人と夜中に遊んでいて、朝帰ってきたということもあったりしたのですけれども、我が家には門限はないのですが、それでもやはり電話一本ぐらい入れないと心配するので、それでちょっと、友人と夜遊びというか朝方に帰ってくることに関して注意されたことでちょっと腹が立ったということはありました。高校生、大学生の頃です。」

Q.医療従事者や医療体制に対してメッセージがあれば

「やはり、信頼関係が大事だと私自身は考えていますので、そのためにはやはり、精神疾患である人の話をじっくり聞いていただくということがとても大事だと考えています。それと最近感じるのが、やはり医療に従事する方には優しさや思いやりを持ってもらいたいと、常々、思います。

(臨床)心理士の先生からは、優しさだったり、信頼関係は築けているということは実感できますけれども、それ以外の方からは、優しさや思いやりというのはそんなにないかなと感じています。」

Q.あなたにとって良い病院とは?

「主治医や看護師さんといった方との信頼関係が築けるかどうかだと思います。(患者も)お互いですね。」

Q.インタビューにご協力くださった理由をお教えください

「私は、幼い頃から表に出て、何か発表するということが好きでした。今回こういう話をいただいた時に、私自身が人のために何かできることがきっとあるのではないかと思いまして、協力させていただきたいと思いました。

また、当事者自身が何かを発信することで、良い意味で連鎖反応が起きることを信じて、また、当事者が堂々と生きていけるようになれれば、その役に立てる、一助になればいいかなと思いまして、協力させていただきました。」

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