統合失調症と向き合う

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さんぽ道さん
さんぽ道さん
(仮名希望)
1981年(昭和56年)生まれの35歳(収録時)。小学生の時に不登校となり、中学生時に体調を崩し精神科を受診する。高校、大学を卒業し、アルバイトをするが長続きせず、現在は地域活動支援センターや就労移行支援事業所に通っている。
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10体調の管理
Q.体調が悪化しないように気をつけていることはありますか

「薬をしっかり飲むことと、夜に睡眠をまとまって取ることです。その2つに加えて、悩みごとや不安ごとを信頼できる人に聞いてもらうことです。

父や母と、心理カウンセリングをしてもらっているのですが、その心理士の先生に(治療として)聞いてもらったりしています。(カウンセリングは診察日とは)まったく違う日です。2週間に1回です。

違いますね。悩みごと、不安ごとを共有してもらえるという感覚になりますし、拠り所といいますか、そういうところもありますので。2週間に1回なので、その2週間にあった不安や悩みごとを話しまして、その時にあったうれしいことも話します。

……何でも話せるということはないですけど、安心できます。(いちばん安心して話せるのは)臨床心理士の先生です。

主治医の先生にも正直話せていないというのが現状です。話しにくい雰囲気が出ています。(便秘については)話していないです。主治医の先生が言われるには、言いにくいことがあってもカウンセリングでどんどん話してもらって構わないですよと言われているのですけれども、いざカウンセリングになると、話していいのかなと考えてしまうことが多いので、なかなかカウンセリングで薬のことは話せていません。」

Q.1日のうちでリラックスできる時間はありますか

「自宅で横になっている時や好きな音楽を聞いている時ですね。ロックが好きです。日本のロックですね。お風呂場で入浴している時に歌う時がときどきありますね。

Mr. childrenとB'zと浜田省吾と……。福山雅治が浜田省吾のファンなのですよ。それはラジオでも福山雅治が公言していまして。で、福山雅治の深夜ラジオを私自身が聴いていたので、それで浜田省吾を聴いてみたいと思ったということもありましたし、あと、浜田省吾は昔、吉田拓郎のバックバンドでドラムを叩いていたことがありまして。

吉田拓郎は、両親も比較的好きですし、私自身も両親の影響で吉田拓郎のことが好きになったので。そのつながりがいろんなアーティストで生まれていまして、それで浜田省吾を聴くようになりました。」

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