統合失調症と向き合う

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さんぽ道さん
さんぽ道さん
(仮名希望)
1981年(昭和56年)生まれの35歳(収録時)。小学生の時に不登校となり、中学生時に体調を崩し精神科を受診する。高校、大学を卒業し、アルバイトをするが長続きせず、現在は地域活動支援センターや就労移行支援事業所に通っている。
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7現在の治療
Q.現在服用している薬を教えてください

エビリファイリボトリールエチゾラムの3種類です。(症状は)安定していると思います。

睡眠は……、夏場は、取れないことが多いのですけれども、秋から年をまたいで春にかけては比較的、夏に比べれば多く取れることが多いです。7時間半ぐらいです。」

エビリファイ(アリピプラゾール):非定型抗精神病薬
リボトリール(クロナゼパム):抗てんかん薬、抗不安薬
デパス(エチゾラム):抗不安薬

Q.薬の副作用はありますか

「私自身が感じるのは、食が進みすぎているのかなと思うことと、便秘です。(便秘の対処薬は)もらっていないです。

(体重は)そんなには気にしていません。血糖値が気になることは気になりますが。(血液検査は)まだ、そこまでは言われていませんけれども、母からよく言われています。

(通院は)4週間に1回です。現在は、体のほうはそんなに心配している部分はないです。」

Q.状態が悪い時に飲んでいた薬は?

「(今とは)違う薬でした。PZC(ピーゼットシー)という名前だったり、ルボックスという薬だったと思います。1つ前の病院です。薬を変えたのは、主治医の先生の判断だったと思います。」

PZCピーゼットシー(ペルフェナジン):抗精神病薬
ルボックス(フルボキサミンマレイン酸塩):抗うつ薬

Q.現在、心配なことは?

「将来へのことですね。両親を見ていて思うのですが、両親はとても仲がいいので自分自身も、できることなら、結婚はできなくてもパートナーがいて、共に生きられたらいいなというのが夢ですね。

(出会いは)ありません。(地域活動支援センターでは)その場限りというルールがありますので、その場所でしか交流はできないことになっています。地域活動支援センターのプログラムの中で、どこかの店に食べに行こうだとかカラオケに行こうというプログラムはありますが、そういうところでは問題はないのですが、まったくそのプログラムの外で行くというのは、だめですね。」

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