統合失調症と向き合う

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I.K.さん
I.K.さん
1975年生まれの42歳(収録時)。20歳頃から兆候があり、26歳時に初受診。29歳の時に幻聴などの症状が出て入院。入院の体験は2回。現在はデイケアに通いながら自立を目指し、楽しみとして書道教室にも通っている。通院は、2週間に1回。母親と二人暮らし。
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1日常の生活
Q.現在の普段の生活を教えてください

「普段は家事手伝い、あと、ショートケアに通っています。デイケアが1日の活動なのですけれども、その半日の活動がショートケアと言います。デイケアの方と一緒に過ごしています。

具体的には、自分の好きなこと、読書とか、テレビで勉強とかをする日もありますし、スポーツをやったりする日もありますし、当事者研究といって、SSTの発展した形の、「べてるの家」で行われている研究(当事者研究)をみんなでやったりしています。週に2日です。

その他は、書道を習っていまして、主に土日なのですが、週に1回か2日、書道教室に通っています。

(現在の居住は)母と私の2人だけです。」

デイケア:地域の保健所や精神保健福祉センター、医療機関などで、個人別の評価と働きかけ、およびレクリエーションやSST(社会生活技能訓練)などのグループワークを組み合わせることで、社会復帰の足がかりとする取り組み。
べてるの家:1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点。100名以上の当事者が地域で暮らしている。http://bethel-net.jp/
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