「正式には、(最初の)受診の時は抑うつ状態というだけでまったく何も知らされなかった状態だったのですよね。で、27(歳)の時に、統合失調症ということが分かって、その受診という形になります。正式に30歳の時に、年金の証書(年金申請の診断書)を見た時に、“統合失調症”とバチーンと出たので、それで分かった。
(だから)お薬も変わりましたね。今は違うのですけども、当時は注射もしていたり、あと薬の投与で、1回の食事後に7錠飲んでいたりしていました。それが良くなるというよりも、逆に悪化するほうで。その後の病院の時に、7錠増えたので、それを飲んでいた時に、どんどんどんどん過食症になって、どんどんどんどん太っていって。ろれつもまわらなくて、考えも更にまとまらない状態になっていましたけどね。まだ眠れなかったですね。」
「いちばん辛かった治療は、薬を大量に飲んで、更に注射を受けていた時が辛かったですね。すごく過食症になるし、衝動的になる。ろれつは回らない、考え方も回らないという形だったので。(その時は何も)できませんでしたね。寝るとかちょっと出て温泉に行くぐらいしかなくて……。」
「それは、最近になってどういうふうなのかと調べたのですけれど。当時の頃はもう自分の病状で必死だったので。統合失調症とはどんなもんだろうというのはあって、一応、統合失調症の人達が、今でもそうなのですけど、だいたい多くなり始めた頃に、『ああ、統合失調症なのかな』と自分で感じてきて、そのうちに紙(診断書)で見て、『ああ、統合失調症だった』と。それで、今に至るので。
最近になってはネットで調べたのですけど、まあ、言葉にまとまりがないとか、あと幻聴、幻覚を見るとかということは調べたのですけど。」