「A型事業所に通うにあたって、支援機関をいくつか設定しなければ通えないということがありまして、そこで、いくつかの支援機関には通っています。ただそれも、A型事業所内で面接するという程度なので、利用しているかといったらそれほどたぶん利用してはいないと思うのですけど。ま、そういったものには通っています。」
「自分の障害等級としては2級なので、一応受給しています。やはり波があって、調子がいい時もあればすごく悪い時もあるので……。
自分でそれだけの金額を工面するといったらやはりそれなりのストレスというか、困難を伴うので、そういった意味ではやはり助けられてはいるのかなと思っていますね。」
「もう少し同じピア(仲間)という立場の人が介入できる余地があったらいいのかなと思います。現状だとそれも厳しいとは思うのですけど、少しずつ少しずつでいいので、当事者の人の声や意見や体験というものも尊重して。やはり医療従事者でしかできないこともたぶん必ずあると思うのですけど。体験者の心理療法に近いと思うのですけど、そういったケアとかも必要になってくるのではないかなというふうには思っています。」
「まずは、自分が診てもらうお医者さんが、自分の話をよく聞いてもらえるか。で、そのお医者さんが自分のことを思っていろいろ話を進めてくれているかということに尽きるかと思います。
やはり、多くの患者さんを抱える中で、どうしても時間内に診察をしなければいけないという現状の病院も中にはあると思います。その限られた時間の中で親身になって話を聞いてくれるお医者さんがいれば、そこはまあ自分にとってはいい病院なのかなとふうに思いますね。
主治医の方は、(別の)病院に転院したのですよ。なので、一緒に移ったという形ですね。で、さらにそのあとに、その先生が開業というかクリニックに勤務することになったので、それもまた一緒に移っていったのですよ。そのクリニックに通うことになって、しばらく通ったのですけど、今現在は、発症から診てもらった主治医の方とは別の主治医に診てもらっているのですけど。」
「自分の『いい病院の基準』にあったのですけど、やはり話を親身に聞いてくれるかというところでしたね。本当に自分の発症時から診てくれて親身になってくれている先生なのですけど、患者数が増えてきてしまって、どうしてもそういったことに重きを置くことが難しくなってきたと思うのですよ。なので、その先生の知り合いの方で、自分もよく知っている先生だったので、そちらの方にお任せすることにしました。
(移って)良かったです。今までより診療・診察時間が長くなって、それだけ自分の日常のことを話せるようになって、悩みですとか、自分の体調のことですとか、いろんなことを話せるようになって、安定して、自分の体調管理に努められるようになりましたね。」