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3大腸の精密検査
●大腸内視鏡検査

「大腸内視鏡検査は、お尻からカメラを入れて、大腸をくまなく見る検査です。実際に病気の場所をよく見て、もし病気があった場合には一部組織をつまんできて、生検という病理検査をします。顕微鏡で検査することによって、その病気ががんかどうかを診断することができますので、一般的には最近は内視鏡検査を行うことが多くなっています。」

●注腸造影検査

「大腸内視鏡検査はたくさん下剤を飲まないといけません(約2リットル)。また昔手術をしたことがあり、お腹のなかに癒着がある場合には、カメラを全部奥まで入れられないことがあります。その場合は注腸造影検査(お尻からバリウムを入れて大腸を見る検査)をします。大腸内視鏡検査に比べると負担は少なく、大腸をくまなく見られます。ただ、病気がそこにあるかどうかを知ることはできますが(存在診断)、実際にそれががんかどうかを正確に判断することは少し難しい検査です。」

■Q & A

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