1大腸がん検診
「定期健診というよりは、がんの検査をされなきゃならんというような気持ちで、気楽に受けに行きました。
それが腸が閉塞しているみたいに、なかなか(内視鏡が)入らなくて、痛くて痛くて途中でやめたという経緯があります。そのあと結局検査をしなかったものですから、違う病院で検査をしたら、『大腸がんですよ』と言われました。しかし、それで落ち込むわけでもなく『なんだ、がんか・・・』というような気持ちだけでした。
それで『手術日を決めましょう』ということで、本来ならば12月25日のクリスマスに、その病院で手術をする予定でした。日程まで決まったのですが、実はその病院が職場から遠いところなので、やはりちょっとまずいなと思い、職場の近くの病院に行きました。そこで翌年の2月に手術をしました。
実は、手術の前に主治医に『誰かの紹介でこの病院に来たのですか』と3回ほど言われたのです。私は紹介状も何も持たないで、職場が近くて、病院の前の喫茶店からいつも見ていたものですから、『これは近くてちょうどいいな』ということで行ったのです。そして手術を受けた。ですから、紹介状も何もないし、至って単純な気持ちで行きました。『病院、大きいから大丈夫だべ』と、こんな感じだけです。」