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石井京子 さん
(いしい・きょうこ)
テスコ・プレミアムサーチ株式会社 代表取締役
公益社団法人 日本オストミー協会 業務執行理事
2000年、大手通信会社の管理職を務めていた当時、知り合いの勧めで受けた検査で初期の直腸がんが見つかる。手術を受け退院後、職場に復帰。自分に残された時間を意識するようになり、退職。1年間の充電期間を経て、障害者の就職支援の仕事と出会い、専門のコンサルティング会社を設立。現在、障害者、難病患者、がん体験者の就職相談を幅広く受けている。著書に『発達障害の人の就活ノート』ほか。Twitterブログ
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1大腸がんが見つかった経緯

「がんがわかったきっかけは、知り合いの看護師さんに『新しくお家を建てたので、遊びに来ない?』と誘われて、新居に遊びに行ったときのことです。『最近、便秘がひどい。便も細くて』という会話をしていましたら、看護師さんなので、『ポリープかもしれないから、一度病院に行ったほうがいいですよ』とアドバイスをされました。仕事が忙しくて、すぐに行くことはできなかったのですが、2ヵ月後ぐらいに診察を受けに行くと、もう『すぐに精密検査をしましょう』と、すぐに手術をすることになりました。」

●がんが見つかる前の数年間

「がんがわかる数年前は、ものすごく忙しい生活をしていました。毎晩のように残業、土日も出勤という状態で、食生活は規則的ではなかったと思います。やはり帰宅が遅いので、遅い時間に食べるということと、栄養のバランスもよくなかったのではないかと思います。」

Q.喫煙歴、飲酒歴はありましたか?

「タバコは吸わないですが、お酒は一応たしなんでおりました。仕事が終わるのが遅いので、仕事を終えて飲みに行く時間が夜中でした。

そのため、どちらかというと睡眠不足の状態がずっと続いていたと思います。家に帰るのが、午前0時は過ぎていましたが、朝は結構早く出ていたので、平均睡眠時間はやはり4時間ぐらいだったと思います。年齢は30代後半〜40代前半というところです。

毎日そういう生活が何年も続いていたので、今思うとかなりハードな生活をしていただろうなとは思います。」