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石井京子 さん
(いしい・きょうこ)
テスコ・プレミアムサーチ株式会社 代表取締役
公益社団法人 日本オストミー協会 業務執行理事
2000年、大手通信会社の管理職を務めていた当時、知り合いの勧めで受けた検査で初期の直腸がんが見つかる。手術を受け退院後、職場に復帰。自分に残された時間を意識するようになり、退職。1年間の充電期間を経て、障害者の就職支援の仕事と出会い、専門のコンサルティング会社を設立。現在、障害者、難病患者、がん体験者の就職相談を幅広く受けている。著書に『発達障害の人の就活ノート』ほか。Twitterブログ
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◆就労に関するQ&A
5障害者手帳について
Q.障害者手帳をもつがん患者さんとは?

「(障害者手帳をもつがん患者さんとしては)オストメイトがいちばん多いとは思いますが、それでなくてもかなり体力が弱くなり障害者手帳の認定をされた方もいらっしゃると聞いています。それから骨のそばの腫瘍を削ったときに、骨も一緒に削って、たとえば上肢とか下肢の障害や麻痺が残った方も対象になると思います。喉の声帯を取ったために障害者手帳の対象になる方もいらっしゃいます。」

●障害者雇用枠

「がん患者さんの中で、障害者手帳をもっている方は障害者雇用枠の中で比較的、採用が決まりやすいです。求人がいちばんたくさん出ているのはハローワークで、一般の窓口とは別に、専門援助窓口というのがあり、障害をもった方の求人はそこで検索することができます。それから民間の会社で、障害をもっている方専門の求人サイトというのもあります。そこでエントリー(登録)することもできますし、障害をもった方専門の人材紹介会社もたくさんありますので、そちらから企業に応募することもできます。」