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石井京子 さん
(いしい・きょうこ)
テスコ・プレミアムサーチ株式会社 代表取締役
公益社団法人 日本オストミー協会 業務執行理事
2000年、大手通信会社の管理職を務めていた当時、知り合いの勧めで受けた検査で初期の直腸がんが見つかる。手術を受け退院後、職場に復帰。自分に残された時間を意識するようになり、退職。1年間の充電期間を経て、障害者の就職支援の仕事と出会い、専門のコンサルティング会社を設立。現在、障害者、難病患者、がん体験者の就職相談を幅広く受けている。著書に『発達障害の人の就活ノート』ほか。Twitterブログ
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5メッセージ

「これも人によって違うと思うのですが、がんになったことを後悔しながら『なんでだろう、なんでだろう』と思って残りの人生を過ごすのか、がんになったことによっていろんなことを知った、いろんな知り合いができたということで残りの人生を過ごすのかというのは、何かずいぶん違うのではないかなと思います。自分の人生をこれからどういうふうにしたいのか。がんになったばかりの方ですと、まだどうしても余裕がないかもしれないですが、がんになったことで得られたものもたくさんあるのではないかなと私は思っています。」

●他の方の役に立てるという喜び

「就職活動がうまくいかずに困っている方にアドバイスをして、それが結果として就職に結びつくというのは、その方ももちろん喜んでいらっしゃるのですが、私もたいへんうれしいです。そういう意味で、すごくやりがいを感じられる仕事に今、就いていると思います。いろんな意味で、困っている方のお手伝いができる部分というのは就職のほんの一部分でしかないのですが、やはり自分がその他の方のお役に立てるというのが、たいへんうれしいと思っています。」