「睡眠をちゃんととること。適度にストレス発散してみんなとそうねえ、週に1回くらいはお酒飲むこと。ま、いいじゃない、週1回ぐらい。気の許せる仲間と、友達と酒を飲むこととか、大酒じゃないですけど。それから病状悪化しないこと。信頼できる人間をつくること。信頼っていうのは、お互いに約束をちゃんと守れること。うちのメンバーは、一緒にやっている病者仲間は、みんな約束を守る。それが、病状を悪化させないこと。『実は俺今病気でさ』とか『昨日これだったからね』って言い訳ばっかりする人非常に多いんだけれど、うちの一緒にやっている人たちは、そういう言い訳をせず、必ずしてくれます。それは病状悪化してないですね、安定しているんですね。そういうのもお互いにしあっている、それが1つ病状悪化させないこと。
それと、ま、ちゃんと薬は飲んでいますね。もちろんですね。たまにやっぱ飲み忘れますね。飲み忘れて、睡眠薬忘れて寝てしまったら中途半端にしか寝れなくて、その日はその日でいいや、みたいな、そんなんで飲んでいます。で、一番、おそらく僕があまり病状が悪化をしないっていうのは「病気なんだからこの症状が必ず出るんだ」と思わないことです。統合失調症はこれとこれとこれとこの病気、こういう、こうですって、いろんな本だとか、いろんな先生が話をしていますけど、そういう人もいるんだ、と、僕は僕だというふうに思っているから、あまり病状は出にくいです。」
「相談しますよ。いや、昔、スーパーマンのように思われてすごく辛くなってしまったんですよ。それからそういう風に人に見えてしまう仲間づくりしてしまったりすると、自分の首がしまるからちゃんと自分で泣き言を言います、僕はちゃんと。弱いところも見せるし。そうしないと生きていけないですよ、むしろ。相談もするし、弱いところ見せないと駄目ですよね、自然に別に僕は弱いところを見せないようにしているわけじゃないから、弱いところを見せて、そのままでいたほうが人間らしいと思うしね。」