統合失調症と向き合う

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倉田真奈美さん
倉田真奈美さん
(くらた まなみ)
41歳、夫と2人暮らし。22歳で精神科をはじめて受診。自殺未遂を繰り返すなど苦しみ続けたが、数年前から病気とのつき合い方が分かりかけてきたという。自己病名は、「統合失調感情障害・全力疾走ガス欠型・世話焼きアディクション」。調子を崩したときは短期入院で生活のバランスを取っている。現在は、WRAPやIPSなどのファシリテーターとして活躍中。
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収録後、「考え方が変わり、今は子どもを持つことを考えて薬を安全なものに変えたり、体質改善にウォーキングしたりしています。精神病の完治を、今信じています。そのために発病の引き金になった不妊症が避けて通れなくて、真っ正面から向き合いたいと思います。より前向きに自分の人生を選び取って自分でデザインして自分が主人公の生き方をしています。」とのメッセージが倉田さんから届いた。
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1現在の日常生活

「1969年、昭和44年生まれです。誕生日がきたので、41歳になります。夫と2人で住んでおります。

今は、仕事のほうは自由業みたいな感じで、WRAP(Wellness Recovery Action Plan)とかIPS(Intentional Peer Support)などのファシリテーターのようなことをアルバイトみたいな感じにして、普段は主婦をして、家でご飯を作ったり買い物に行ったり、そういうことをしてのんびり過ごしております。」

WRAP(Wellness Recovery Action Plan:元気回復行動プラン):メアリーエレン・コープランドさんらアメリカの当事者の力で育てられてきている「自分が毎日元気でいるための工夫」を自らプランとしてまとめたもの。トレーニングを受けたファシリテーター(進行役)がプログラムを実践し、参加した当事者が自分のプランを作り上げていく。プランには、@日常生活管理プラン、A引き金となる出来事に対処するプラン、B注意サインに対処するプラン、C調子が悪くなっているときのプラン、Dクライシスプラン、E緊急状況を脱した時のプランの6つがある。
(参考:メアリー エレン コープランドさん のホームページ
 →http://www.mentalhealthrecovery.com/jp/copelandcenter.php

IPS(Intentional Peer Support:意図的なピアサポート)
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