「今住んでいる場所の近くにバーがありまして、そこにたまたま1人で飲みに行きまして、そこのマスターとも仲良くなって、お店のお客さんとも仲良くなりまして、そこで『ライブをやらないか』というふうに声をかけられて、そこからまた音楽仲間もできまして…。そういうのが、きっかけになりましたね。
音楽は、15歳ぐらいからやっていました。やったりやめたりを繰り返していて、でも大好きで。まぁそれは心の底にずっとありました。」
「今、週に1回、路上ライブをやっていまして、バンドのほうは、月に少なくても2回くらいは、ライブをやっています。ライブハウスとかライブバーとかですね。
そのへんはシビアなのですけども、(お金が)もらえる時もあれば、もらえなくて、『じゃあ、1杯おごってあげるよ』と言って、お酒だけもらえる時もありますね。」
「登録制のアルバイトをやっていますね。今の自分の体調だと、フルタイムは難しいんですよ。1つのところで、週何回とか働かせてもらうのがいちばんベストだとは思うんですけども、ちょっと年齢的な問題で断られることがありまして。それで今の登録制のアルバイトに落ち着いている感じですかね。今は、事務所の移転とか、引っ越しの手伝いとか、そういうものがありますね
働いていても、周りから、『なんでいい歳してフルタイムで働かないんだ』ということを言われるのが僕はすごく嫌で、まぁそのへんもあります。」
「知っていますね。一度、調子を崩した時に、みんなには言いました。『実は、自分は統合失調症で、今こういうふうに調子が悪いから、次のライブは、申し訳ないけど出られない』というふうに連絡しました。『いや、気にしないでゆっくり休んで、良くなったら声かけていつでもやろうよ』と言ってくれました。(普通に)接してくれますね。」
「なんとか…、自分も働ける時に働いていますし、最近、路上ライブでも、結構お金が入るようになったので、よほど無駄遣いをしなければ、大丈夫です。
メジャーに、とは思わないですけど、インディーズというのがありまして、そういうのでもいいから、CDを出して、音楽でご飯を食べられたら嬉しいなとは思います。」