統合失調症と向き合う

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津田敏正さん
津田敏正さん
(つだ としまさ)
1979年生まれ、33歳(収録時)。23歳のときに発症し精神科を受診。子どもの頃から建築・不動産業に関心があり、29歳で宅建(宅地建物取引業者)の資格を取得。現在は、特例子会社で働いている。1人暮らし。障害者手帳3級。
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10特例子会社に入ってから
Q.特例子会社ではどのような仕事をしているのでしょうか

「人事異動です。それまでずっといた人事のところから、ある意味特例子会社の本部的なところに力を貸してくれないかという話で、お声がかかりました。ある意味、自分はずっとここにいるんだろうなって、その人事の仕事をずっとやってくんだろうなって思っていたんですけど、そういう話になって。でもまあ、ある意味新しいもの(へ)のチャンスではあったのですけど。

そこで、初めて障害者を主にした職場で働くようになりました。そこでは、PC(パソコン)入力とか、印刷とかそういったことで、去年(2012年)の4月から電話対応などもさせていただくようになって、前後してお声がかかって新聞に出たりして。そういったことで、上司から、特例になって、うちは精神障害の人がいっぱい雇われているものですから、いろいろシンポジストになるにあたって当事者の声がほしいと言うので、僕にお声がかかるようになった。それが去年(2012年)ですね。そういったことを結構やって、現在に至るという。おとといの土曜日もスピーチをやってきたのですけど。一般の、当事者の支援者の人たちに向けてのメッセージということで。(それは)外部の人です。」

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