統合失調症と向き合う

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A.T.さん
M.H.さん
1968年生まれ、44歳(収録時)。一人暮らしをしているが、支え合うパートナーがいる。大学卒業後、就職したが、23歳の時に誇大妄想が始まり、入院治療を受ける。就職して2年後に退職し、大学院(修士課程)に通う。その後、治療に専念するため就労したりしなかったりとなり、現在は2つの作業所に通いながら、ときに親の世話をするなどで日々の生活を送っている。パートナーの存在や、はんこを作る、小説を書く、絵を描くといった日々の暮らしの中で行っている事柄が支えになっているという。
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6周りの人とのつき合い
Q.パートナーとつき合う上で気をつけていることはありますか

「そうですね。私、すぐ手が出やすいほうなので、出さないように、なるたけ暴力に訴え出ないように。それだけはいかんと思って、カッとなっても、『いや、待て待て待てー』とやっています。」

Q.友人とつき合う上で気をつけていることはありますか

「そんなに社交的でもないのですが、まあ、世間話をしにいったりするような人とかはいますし、古くからつき合っている友人もいます。

人間というのは、それぞれ自尊心というものがあるので、どんな場合でも人の自尊心だけは傷つけないように。人の自尊心を傷つけると、とんでもない反撃が来るので気をつけないと…。やりがちです。(私は)割と荒っぽいですかね。」

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