3入院について
Q.入院の経験は?
「入院は1度ありますね。
大学院生の夏休みだったのですけども、薬の副作用とかも強く出たりしていてですね。実家に帰っていた時にかなり体調が悪くなってですね。夜だったのですけども、(病院に)運んでもらって、そのまま入院しましたけども。それは、実家の近くの病院のほうですね。
それ(入院)はえっと3週間ぐらいでしたから、そんなに長い部類じゃなかったですけども。一応、閉鎖病棟の中にはいたのですけれども。まず薬を抜いて、新しく薬を処方し直すという形にして、うまくいったので退院できました。」
Q.どのような薬の副作用が出たのでしょうか
「私がよく出るのは眼球上転(がんきゅうじょうてん)という副作用なのですけども。目が上を向いてしまって、前が見えなくなるというので非常に不快なのです。それが連続して出るようになってですね。で、ずっと、普通の生活がままならなくなってですね。それでちょっと薬の見直しをするために入院したという感じですね。
あとは、吐き気がしたりとか、体が硬直して動かなくなったりとかですね。」
Q.ご家族はあなたの病気を知っていたのでしょうか
「最初の3年間ぐらいは隠していたのですけど…。ま、その後、入院したわけですので、その時に父親が初めて知りましたね。」
Q.ご家族の反応はいかがでしたか
「私の父は、うん…まあ、そんなに驚いたわけではないみたいなのですけども。『かなり無理をしているんじゃないか』というようなことは言っていましたね。
母は私が大学4年生の時に亡くなっているので、その時はいなかったのですけども。」