4大学院卒業後の生活
Q.大学院を卒業後、どうしましたか
「卒業したあとは、市のほうの嘱託職員に(として)1年間行ったのですけども。まあ、なかなか続けることができなくて、1年間で辞めたのです。
そのあと2年間ぐらい、難病関係の相談員をやったのですけども、そこも、途中でちょっと体調を崩して辞めました。27歳ぐらいですかね。」
Q.体調を崩すとどのような状況になるのでしょうか
「ちょっと自分のコントロールができないというか、自分の行動がよく分からなくなるといいますか、そういう感覚ですね。ちょっと説明するのは難しいのですけども。もうどうでもよくなってくるとか、そういう自暴自棄みたいになったり、極端に言えば死にたくなってくるとかですね。そういうのが強まって…、まあ、うつ症状というのが一番強いのかなあと思いますけど。
イライラすることも多かったので、物に当たることはありましたけども。ただね、誰かに話すということもなかったので、まあ、一人でずっと悩んでいましたけども。
一人と言っても、なんとかね、大学の先生は理解してくれたところはあったので、そういうところは安心はできたのですけども。大学院に行ったのも、今、社会(に)出るのはちょっと難しいかなあということで、大学の先生の勧めがあって、大学に残ったわけなのですけども。」