統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ
A.T.さん
吉田誠司さん
(よしだ せいじ)
1979年(昭和54年)生まれの34歳(収録当時)。高校生の頃から周囲への違和感があり、大学生の時に症状が出たため精神科医のいる大学の保健管理センターに相談すると共に通院。大学院に進み、卒業。現在は非常勤で精神障害を持つ方の相談員として働いている。月に17日、1日約8時間勤務。社会福祉士・精神保健福祉士の資格を持ち、その他に身体障害者の車椅子バスケットボールの審判員の資格も持ち、年に10回ほど大会で審判員を務めているほか、自身も練習に参加している。大学生時から親元を離れて一人暮らし。
movieImage
<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  >>
6薬について
Q.以前飲んでいた薬を憶えていますか

「2種類ですね。リスペリドンという名前です。それと副作用止めを飲んでいたのですけども。ビペリデンというやつ(薬)ですかね。んん、副作用止めが効かなかったのかなあと思うのですけどですね。」

リスパダール(リスペリドン):非定型抗精神病薬
アキネトン・タスモリン・ビカモール(ビペリデン塩酸塩):抗パーキンソン薬

Q.現在飲んでいる薬を教えてください

「今は、ペロスピロンというのに変えたのですけども。それプラス、副作用止めもちょっと増やしてですね。それからちょっと体の硬直を取るために、商品名でセパゾンというやつ(薬)ですね。これは抗不安薬ですけどね。

錠数にすると(全部で)5錠ですね。ちょっと追加したお薬もあるのですけどね。毎日1回飲むやつ(薬)です。夜だけそれを追加しているのです。夜だったらあと寝るだけなので、きつく(て)も、飲んでいてもいいかなと思って、まあ、1つ増やしています。」

[現在飲んでいる薬]
ルーラン(塩酸ペロスピロン水和物):非定型抗精神病薬
セパゾン(クロキサゾラム):抗不安薬
ロナセン(ブロナンセリン):非定型抗精神病薬
アキネトン(ピベリデン塩酸塩):抗パーキンソン薬
マーズレン(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物、L-グルタミン):胃薬

Q.変えた薬は合いましたか

「もちろん副作用もあったので、そのたびにクリニックのほうには行っていたのですけども、まあ、なんとか日常生活は送れるようになりましたね。

やっぱり、眼球上転はなかなか治らなかったみたいで、ちょっと出やすいのですけども。あとは、手の震えとか、ちょっと口が渇くとか、その他めまいがするとか、吐き気がするとか、いろいろたくさんあるのですけども。

今でもありますね、やっぱり。分からないかもしれないけど(今日も)結構きついですね。ま、今は緊張しているので…。」

<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  >>