統合失調症と向き合う

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原 欣洋さん
原 欣洋さん
(はら のぶひろ)
1981年生まれの35歳(収録時)。21歳(大学3年生)の時に発症し、入院となる。大学を卒業後はいろいろな職種に就き、その後、精神保健福祉士の資格を取得して、事業所で働いた経験をもつ。妻と3人の子どもあり。インタビュー時は求職中だったが、2017年1月よりB型事業所の職業指導員として働き始めた。
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6症状への対応
Q.状態が悪くなるとどのようになるのでしょうか

「状態が悪くなると被害妄想が強くなるのと、あと、抑うつになります。それこそ、家からあまり出られなくなるということは、4年前の入院はありました。で、私は今、過活動でいっぱい行動しているのも、たぶん、なにかしらやることがあったほうがいいかなと思ってやっています。」

Q.状態が悪くなる周期というのはあるのでしょうか

「仕事を辞めるタイミングがだいたい1年半から3年ぐらいなので、仕事を辞めて、何もやることがない期間が長いと悪くなるのではないかなぁと分析しています。あと上司からは、『寒くなると悪くなるんじゃない?』とは言われました。まあ、そうかなぁとは……。たしかに寒くなった時ですものね、入院したのは。そんな気がします。(それは)私の場合と思います。」

Q.症状が悪化しないように工夫していることは?

「割と、薬はもちろん飲んでいますけど、それだけに頼るのではなくて、アロママッサージとかも好きなので、それこそ、うちにアロママッサージを、アロマオイルと香りを買ってマッサージをしてもらったり。あとは、ヨガをしたり、ほどよく運動したりということもあるかと思います。」

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