統合失調症と向き合う

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原 欣洋さん
原 欣洋さん
(はら のぶひろ)
1981年生まれの35歳(収録時)。21歳(大学3年生)の時に発症し、入院となる。大学を卒業後はいろいろな職種に就き、その後、精神保健福祉士の資格を取得して、事業所で働いた経験をもつ。妻と3人の子どもあり。インタビュー時は求職中だったが、2017年1月よりB型事業所の職業指導員として働き始めた。
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12コミュニケーション
Q.医療者に分かってもらえなかったとか困った経験はありますか

「私は、偏りとかですね、そういうものがベースにあって、生きづらさがあって、何らかの精神疾患を発症したケースがあるのを、きちんと専門家の方も勉強してほしいかなぁとは思っています。

私、例えば、やはり能力値に偏りがある分違う対応が必要だと思いますものね。環境調整とか周りへの理解とか、自分の伝え方も工夫とかですね、そういうことが必要。自分がコミュニケーションする時に、例えば怒りっぽいとか早口の癖があるとか、そういうことを、ちゃんと自覚しておくことも大事かなと思っています。自分で。そういう医療とか、心理教育とかは大事かなと思っています。」

Q.家族とのコミュニケーションで留意していることは?

「これは、ちゃんと何でも言うこととケンカできるような間柄であること。あとは学び合えることだと思っています。家族同士。そこは大事だと思っています。」

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