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4直腸がん手術にともなう後遺症
●排便機能障害

「直腸は、便をためておいてそれを出す臓器です。がんが直腸にできて手術で直腸の大部分を取り去ると、仮に肛門が残せても、1回の排便量が少なく、1日に何回もトイレに行くようになります。

また手術によって肛門をしめたりゆるめたりをコントロールする肛門括約筋が少し影響を受ける可能性があります。特にゆるい便のときに感覚がわかりにくくなる場合があり、排便への影響が出ることも十分にありえます。同じ直腸がんでもS状結腸に近いところは、まだ直腸がある程度残っているため、排便機能障害は下部の直腸に比べると軽度で済みます。」

■Q & A
Q.自分でできる対策はありますか?

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「自分で排便のコツを身につけてもらうのが大事です。手術で肛門括約筋(肛門をしめたりゆるめたりする筋肉)が弱くなっている可能性がありますので、(その筋肉を強化するために)『肛門を約15秒ぎゅーっとしめてゆるめる』ということを1日10〜15回繰り返す運動や、骨盤の筋肉を鍛えるような骨盤体操など、運動療法もあります。ただし運動の問題だけではなく、精神的な要素で頻便になるという方もいらっしゃいますから、自分の生活の中に排便習慣をうまく取り入れていくことも大事です。」