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吉川 敦子 さん
(よしかわ・あつこ)
静岡県立 静岡がんセンター
看護管理部門 看護師長
ストーマ外来において、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)として、主に大腸がん患者の人工肛門・人工膀胱(ストーマ)のケアにあたっている。
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1ストーマ装具の交換方法
 ①装具をはずす

「本日はストーマモデルを使って装具交換の一連の流れをご説明します。

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泡を使いながらゆっくりと装具をはがしていきます
まず装具をはがしていきます。ガーゼにお湯をつけていただいて、弱酸性の洗浄剤をつけます。これをよく泡立てていただきます。泡立った状態で装具の端を少しめくって、皮膚を押さえるようにして、泡を使いながらゆっくりと装具をはがしていきます。決して引っ張らないでください。泡を使いながら皮膚と装具の間をはがしていくのがポイントです。

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はがし終わった装具は折りたたんで袋に入れます
はがし終わった装具は折りたたんで袋に入れます。そしてもう一度、内側から外側に向かって汚れをよく落としていきます。このときもごしごし皮膚をこすらないで、なでるように優しく泡を使って汚れを落としていきます。泡でよく汚れを落としたあとに、お湯に浸したガーゼで泡を拭き取っていきます。

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スキンケアは終わりです
このとき、泡がストーマについても特に問題はないです。もう一度拭き取って泡が取れたら、今度は乾燥したガーゼで水分を拭き取っていきます。乾燥したところで、皮膚を触ってぺたぺたしなければ、スキンケアは終わりです。」