②装具をつける
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まず横が30mm、縦が28mm、高さが15mmです。サイズを測ったら、今度は装具に印をつけていきます。」
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先ほど測った人工肛門のサイズが縦30mm×横30mmぐらいでしたので、30mmのラインのところに印をつけていきます。そして印をつけたところをはさみで切っていきます。裏側のビニールを切らないように、ビニールを引きながらカットしていきます。はさみではなく装具を動かしていくような感じで、切っていきます。
切り終わりましたら、切り口のところを指で滑らかになめします。
はさみは、人工肛門用のはさみとして先が曲がっているものが売っていますので、このようなはさみで切ったほうがカットしやすくなります。」
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装具を人工肛門の下側に合わせて、貼る |
柔らかい装具でしたら、半分に折れますので、穴の下側を人工肛門の下側に合わせて、上に持ってくるような形で、装具を貼ります 。
あとは皮膚にしっかりと密着させます。このときにごしごしこすったりしないで、指で優しく押さえるようにして、装具を皮膚に密着させてください。ごしごしこすることで皮膚の刺激になって、皮膚のトラブルをおこす場合もあるので、注意してください。
皮膚と装具をよくなじませたら、装具の口を閉じます。あとは手のひらを使って皮膚と装具をよく密着させるようにします。こうして(手のひらで)5分ぐらい温めると、装具が皮膚によくつきますので、そのようにしていただいたほうがよいと思います。」
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先ほどはがした裏紙は捨てずにとっておきます。次回の型紙にまた使いますので、必ずとっておいてください。これで装具交換の一連の流れは終わりです。」