統合失調症と向き合う

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中田さん
中田さん
(仮名)
1975年生まれ(現在33歳)。20歳のときに幻聴、奇妙な行動が始まり、緊急受診。初診日から5年間に4回の入院、5年〜10年目に3回の入院、30歳を超えてからの3年間は1回の入院歴がある。現在、週1回作業所で就労移行支援プログラムを受け、週2回クラブハウス「ForUsフォーラス」に通い、週2日、事務の仕事についている。クラブハウスではファシリテーターとして活動。
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1普段の生活

「月曜日が病院で、火曜日が就労支援プログラムを受けにサンワークという作業所に通っています。水曜日が(クラブハウス)フォーラスに行き、ラッピー市川という組織の中でWRAP(ラップ:Wellness Recovery Action Plan元気回復行動プラン)の打ち合わせに参加したりしています。木曜日と金曜日は、浅草橋にある会社の事務員をしています。土日は、今、お付き合いしている方がいて、その人と一緒に食事をしたり、ウインドーショッピングしたりしています。これからやっぱり一人で行くのかなと思っていたところが、なんか一緒に、外歩くときも僕はヘッドフォンをつけて歩くんですが、それをしなくていいっていうのが。それ(ヘッドフォン)は、話して(誰かと)すれ違ったときに何か話し声が聞こえたりすると、自分に言われているんじゃないかって錯覚を起こしたりすることがあるので、ヘッドフォンをして誤魔化しています。二人でいれば、二人だと心強いって感じになります。」

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