統合失調症と向き合う

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中田さん
中田さん
(仮名)
1975年生まれ(現在33歳)。20歳のときに幻聴、奇妙な行動が始まり、緊急受診。初診日から5年間に4回の入院、5年〜10年目に3回の入院、30歳を超えてからの3年間は1回の入院歴がある。現在、週1回作業所で就労移行支援プログラムを受け、週2回クラブハウス「ForUsフォーラス」に通い、週2日、事務の仕事についている。クラブハウスではファシリテーターとして活動。
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8症状が悪化したときは 仲間にメールで知らせる

「悪化した場合、自分でできることがあると思うんですね。悪化して入院する直前に、いくつかの段階があると思うので、まず、はじめのときに、なにか落ち着かなくなったとか、急に爽快になったとか、爽快な気分がずっと続くとたぶん病気だと位置づけられるんでしょうけども、僕は友達とかに、もちろん僕の病気を知っている友達ですけど、今、身に起こっていることをメールで、今こういう状況だよってみんなに一斉送信します。それが第一段階で、第二段階になると、そろそろまずいので、本当に緊急連絡が必要なときなんですね、例えば寝れないとか、ご飯が食べれないというときになると、もう直接来てもらったり会いに行ったりします。去年もちょっと調子を崩しかけたんですけれども、そのときは、会社の上司が僕のメールに気づいてくれて、一緒に病院に連れて行ってくれました。」

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