統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ
中田さん
中田さん
(仮名)
1975年生まれ(現在33歳)。20歳のときに幻聴、奇妙な行動が始まり、緊急受診。初診日から5年間に4回の入院、5年〜10年目に3回の入院、30歳を超えてからの3年間は1回の入院歴がある。現在、週1回作業所で就労移行支援プログラムを受け、週2回クラブハウス「ForUsフォーラス」に通い、週2日、事務の仕事についている。クラブハウスではファシリテーターとして活動。
movieImage
<<  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  >>
11統合失調症の方へのメッセージ

「病気が治るか治らないかは、ひとまずおいておいて、できることから始めたりとか、ほんとに疲れたときは休むぐらいの勢いで、とにかく自分の身を守る。周りの人に迷惑をかけないと僕は思っているんですけど、とにかく休むことを大事にしています。結構何もしてなくてもエネルギーって使うと思うんですね、それは一般的にも言われてることで、何かしてるときもエネルギー使うけど、何かしてないときのほうがもっと妙なエネルギーを使っているっていうのを何かで見たことがあるんです。で、家でじっとしているのも辛いですし。ゆっくりゆっくり、自信のつくものから始めていっていいのかなって。」

●医療・サポートスタッフへのメッセージ

「一緒の目線で見てくれると助かります。患者さんは患者さんで、非常に悩んでるじゃないですか、入院中も。で、その悩みを聞くとか、一緒に同じ時間を共有するとか。診察だけでなく、患者さんの普段の姿を見てほしいなと思います。」

●今後の希望

「これから、趣味を見つけようと思っています。音楽を聴くこととか受動的なことがすごく多くて、今度は能動的なことを探せばって言われたので、自分から何か積極的にできるものを見つけたいと思います。」

<<  1  2  3  4  5  6  7  8  09  10  11  >>