統合失調症と向き合う

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中田さん
中田さん
(仮名)
1975年生まれ(現在33歳)。20歳のときに幻聴、奇妙な行動が始まり、緊急受診。初診日から5年間に4回の入院、5年〜10年目に3回の入院、30歳を超えてからの3年間は1回の入院歴がある。現在、週1回作業所で就労移行支援プログラムを受け、週2回クラブハウス「ForUsフォーラス」に通い、週2日、事務の仕事についている。クラブハウスではファシリテーターとして活動。
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10医療従事者からの情報提供

「(薬の説明は)通院になってから、例えば薬をもらうところでこれぐらいの紙に、この薬はこういう効果があります、副作用はこうですっていう程度の紙はもらいますけど、薬の説明で飲み合わせとかはもう分からない。その飲み合わせとかの情報は一切ないので、先生の処方するとおりにしか飲むことができないですね。
僕の場合は、担当のケースワーカーさんがいましたので、その人にもう、いろいろお話を聞いてもらいました。」

●知りたい情報

「受けられるサービスの一覧表とか、薬の作用が書いてあるような資料があったらいいなとか、あります。今でもこっちから聞かないと、やっぱり情報は教えてくれないっていうのが当たり前なんですけど、もうちょっと情報をオープンにしてもらいたいなっていうのがあります。ヘルパーにしても、ヘルパーの書いたものは一回、事業所のほうに戻るじゃないですか。僕たちはその事業所に行かないとそれが見られないということがあるので、すぐ見たいときに見られるような、電話しやすいものであるといいなと思います。

僕に使っている薬がどういう組み合わせでどういう効果があるかというのを直接知りたいです。そうすれば、たぶん僕はこうだけどもって言っても、僕とあなたは同じような薬飲んでるからたぶんこうだろうって予測はできるんですけど、自分の薬は、自分だけの組み合わせだったりすると、本を見てもその薬の組み合わせは、僕は分からないのでなんかそのもどかしいです、すごい。」

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