「悪化しないように、ストレス発散ですかね。ストレスが溜まってくるともうイライラしたり、疲れが溜まってくると病気の前兆だって僕も思っているので、そのときはひたすら寝るか、仕事の上司に、今具合悪いので2、3日休ませてくださいと電話したりしています。」
「(前兆は)そうですね。早朝覚醒が続いたり、あと生活の動きのスピードが上がるんですね。動作が速くなったり、早口になったり、あと大量のスケジュールをぎゅーっと組んで、それでもまだできるっていうように動き回っちゃったり、それから人の言ったことをへんに解釈をしてしまう、といったことがあります。あとは寝られない、眠れない、寝付きにくいというのがあって、そこで季節の、例えば夏だったら、お風呂に入るのが面倒くさいと思うようになったら、もう見た目で具合が悪いのが分かるぐらい悪化してしまいました。」
「服薬指示を守る」
「今は、ホームヘルプサービスを勧めてくれた先生の病院ではなく、市内の小さなクリニックに転院したんですが、今の先生は大変厳しく、(薬をきちんと)飲むように言われていることと、あと、僕が薬を減らして体調を悪くすることを知っているので、薬の調整とかは、先生にすべて任せなさいと言われまして。それでしっかり飲んでいます。
今の薬を、先生と相談し、徐々に減らしてもらっているんですね。ちょっと減らすためにも結構苦しい思いがあって、そわそわしたり。たった0.5ミリ少なくなっただけで、寝付きが不安定になったりとかしているので、いっきに自分でパパッと切っちゃうと影響が出ますね。幻聴は初めての頃から、最近の30歳の入院のときまで、薬を減らすと表れてくるので、今でもたぶん僕、薬をほとんど切ったら、また出るんだろうなっていう怖さはありますね。」
「仲間と遊ぶ」
「特に仲間が大切に思います。自分では病気の仲間と病気じゃなくて普通の一般の仲間がいるんですけど。病気の仲間と一緒にいると、たまに病気のことでいっぱいなんか情報交換がされてて、病気の世界っと感じてしまうときがあったんですね。そんなときは、一般というのもあれなんですけども、メンタルの病気と言われていない人たちの客観的な声を聞いたり、あと一緒に遊んだり銭湯行ったりしています。」