統合失調症と向き合う

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藤崎伸一さん
藤さき伸一さん
(ふじさき しんいち)
昭和23(1948年)年生まれ、現在62歳。一人暮らし。入院は8回。長年にわたり辛い体験をし、「自分が最期を迎える場所は老人病棟かも」と思っていたそうだが、社会資源を利用することで今は仲間もでき、日本各地を旅行するほど、毎日を楽しく送っているという。
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1現在の生活

「(生まれは)昭和23年11月22日です。現在は、生まれた実家で一人暮らしをしています。古い家ですけど、一人で何とか生活しています。

普段は、病院のデイケアや(生活)支援センターに行ったり、作業所にも週2回、午前中だけの短い時間ですけど行っています。家にはほとんどいません。土日は、仲間の人とカラオケや食事に行ったりしています。

障害年金と、一応働いている時に終身保険をかけていたんですよ。それが少しもらえます。それらを合わせて、なんとか生活できています。」

●インタビュー協力の動機

「病気で苦しんでいる人達に、少しでも安心感を与えるようなことができればいいなと思いました。」

デイケア:地域の保健所や精神保健福祉センター、医療機関などで、個人別の評価と働きかけ、およびレクリエーションやSST(社会生活技能訓練)などのグループワークを組み合わせることで、社会復帰の足がかりとする取り組み。
障害年金:病気やけがなどによって、一定程度の障害の状態になった人に対して支給される年金のことで、障害の程度に応じて支払われる金額が異なる。障害年金には、「障害基礎年金(1級、2級)」と「障害厚生年金(1級〜3級)」がある。先天性の障害や知的障害も障害基礎年金の受給対象となる。
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