統合失調症と向き合う

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藤崎伸一さん
藤さき伸一さん
(ふじさき しんいち)
昭和23(1948年)年生まれ、現在62歳。一人暮らし。入院は8回。長年にわたり辛い体験をし、「自分が最期を迎える場所は老人病棟かも」と思っていたそうだが、社会資源を利用することで今は仲間もでき、日本各地を旅行するほど、毎日を楽しく送っているという。
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12周りの人との関係
●親

「(親は)心配しながら亡くなりました。自分には言わないけど、姉達が自分に注意すると、お袋は姉達を怒っていました。『そんなこと言わねえがぁ』と。

7人きょうだいです。(僕は)下から2番目。マザコンと言われるぐらい、(母が)大好きですね。弟が、『お袋の愛情を独り占めした』と言うぐらい、可愛がってもらったと思います。病気になったから…。」

●きょうだい

「8回目入院した時に、両親はいなかったので、すぐ上の姉が引受人になって退院をさせてくれました。」

●仲間

「自分の仲間というのは、みんな支援してもらう立場の人、病気の関係の人ばっかりです。で、働いている時は、そんな仲間意識はなかったんですけど、病気になってから、病気を自分が受け入れてデイケアとか支援センターとか、ああいうところで暮らすようになって、仲間意識がものすごく強くなりました。

相手の気持ちを思ってやる、自分がそんなこと言われたら傷つけるなということは言わないようにしようかなって、そういうことに一番気をつけています。」

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