5地域生活支援センターについて
Q.支援センターではどのように過ごしていたのでしょうか
「支援センターですから、友達と話をしたり、病気の話をしたりして、なんとなく…。うちの医者がわりかしカウンセリングがうまかったので、友達のカウンセリングと言ったら変ですけども、世間話をしながら、『こうしたらこの病気良くなってくるよ』とかそういう話をしていましたね。
で、(大学の)実習生とか来ますよね、支援センターに。実習生の方がみえた時に、施設の説明とか、こういう本を読んだほうがいいとか、あとは自分の本も読んでねという宣伝をしていて…、そのうちに講演の依頼が来始めました。
(講演は)年に10本ぐらいですね。今でも、東京都の相談支援従事者初任者研修というのを、年に2回あるのですけども、それも今10年間ぐらいやらせてもらっています。『自分なりに話をしてください』ということで依頼が来ています。」
Q.一般向けの講演に行った時の参加者の反応はいかがですか
「『なってみないと分からない』というぐらいの人が多いのではないですか。でなければ医療関係者になりたいという人以外は……。だから例えば経済学部に教えに行っても反応がないし、福祉科に行けばバッチリ反応があるしみたいな。『あなたもなるんだよ』と言うと、ドキッとして聞いている人もいますけどね。」